はじめて地域支援事業へ参加する方へ

研修

市町村支援にご協力いただく際のお願い(重要)

*原則として本連絡会が開催しました「スタートアップ研修」の受講者に協力をお願いしております。
このため、市町村支援にあたってあらかじめスタートアップ研修を受講してください。
地域支援事業の概要を理解していただく必要がありますので、ご了承ください。
さらに各職種で条件を満たしておられる方となります。
詳しくはこちらをお読みください。 『ご協力いただく際のお願い(重要)』【PDF】
*各派遣事業では、随時見学を受付けております。ご希望の方はリハ団体事務局までメールでお問い合わせください。
 (返信までに1週間程度かかる場合がございます。ご了承のほどよろしくお願いいたします。)
*市町村によっては見学が難しい場合もございます。


令和5年度市町村事業支援一覧

令和5年度の市町村の派遣希望事業は下表の通りです. 
事業への申し込みは「市町村からの派遣事業一覧」からお申し込みください.
なお,時期によっては募集が終了している事業がありますので,ご了承ください.

リハ専門職が関わる地域支援事業の紹介

市町村事業への協力 
 市町村事業の中で以下の事業にリハ団体連絡会として人材を派遣し技術提供を行っている。令和2年度は岡山県下15市町村から計303件の依頼を受けた。依頼の内訳としては、地域ケア個別会議239件、訪問事業20件、通所事業12件、研修講師32件であり、派遣依頼の要望は年々増加傾向となっている。

【地域ケア個別会議】
 地域ケア会議は高齢者個人に対する支援の充実と、高齢者を支える社会基盤の整備を進め、地域包括ケアシステムを実現するために行われている。具体的には、地域包括支援センター等が主催し、①医療・介護等の多職種が協働して高齢者自身の個別課題の解決を図るとともに、介護支援専門員の自立支援に資するケアマネジメントの実践力を高めること、➁個別ケースの課題分析等を積み重ねることによって、地域に共通した課題を抽出すること、③共有された地域課題の解決に必要な資源開発や地域づくり、さらには介護保険事業計画への反映などの政策形成につなげることを目的に実施されている。
 地域ケア個別会議では、支援者が作成した帳票をもとに、ADLIADLの改善見通しや環境のアセスメントを行い、対象者にとって重要な生活行為を阻害している因子に対して、具体的な解決方法を提案することがリハ職には求められる。また、参加職種、当日の流れや時間配分、検討件数など各市町村によって異なるため、事前に情報を収集しておくと対応しやすい。初めての方は、各ブロックリーダーと連絡をとっておくとスムーズな参加につながりやすい。

写真の出典元:岡山県におけるリハビリテーション専門職による市町村支援報告書(2018年〜2020年)

【訪問事業】
 訪問事業は、地域ケア個別会議で生活行為の実施状況や環境について実際場面の確認が必要とされた場合や総合事業の利用予定者で地域包括支援センター職員がリハ職の介入が必要と判断した場合に実施されている。 
 地域ケア個別会議の帳票では、入浴や買い物といった生活行為の中で、支援が必要な項目は示されているものの、実際の手順の中でどの工程に支援が必要なのかについては検討されていないことが多い。訪問事業では、対象者がしたい作業や自立を妨げている要因について実際の環境や動作の工程を評価しながら、助言を行うことが地域ケア個別会議との大きな違いとなっている。助言内容は、動作方法、道具や環境調整、家族への関わり方など多岐に渡り、対象者が主体的に「できるかもしれない」と思わせる助言を行うことが重要となっている。

写真の出典元:岡山県におけるリハビリテーション専門職による市町村支援報告書(2018年〜2020年)

【通所事業】
 通所事業は、美咲町のみからの依頼がある。美咲町で実施されている総合事業の通所サービスCに特定の期間関わりながら、地域ケア個別会議においても事例検討を行うなど、他の事業も合わせながら対象者の自立支援を行っている。
 通所事業では、身体や認知機能を評価し、生活動作の困っていることや改善したいことを聴取しながら助言や動作指導、体操を行っている。また、身体機能や対象者のしたいことがどの程度実現できているかなどの効果判定を行いながら、地域の通いの場への促しも行うなど、地域の社会資源との架け橋となる役割を担っている。

写真の出典元:岡山県におけるリハビリテーション専門職による市町村支援報告書(2018年〜2020年)

【研修講師】
 研修講師は、地域包括支援センター職員や住民主体の通いの場の代表者向けや住民向けなど様々な対象の方に行っている。
 住民主体の通いの場での講師は、転倒や認知症予防、夏には脱水など季節における注意事項などを盛り込んだ講話を行いながら、自宅でできる体操などの指導をリハ職が行う。住民同士で通いの場が継続できるように、通いの場に集まることの意義を伝える支援が求められている。

2020年の倉敷市主催研修会の様子

県事業への協力
 市町村事業以外では、岡山県が実施する事業にリハ団体連絡会として人材を派遣し技術協力を行っている。

【介護予防交流フォーラム】
 県が毎年度開催している県民向けの介護予防交流フォーラム(基調講演、県内市町村の住民による活動発表、介護予防体操の実演の 3 部構成)へ参加し、介護予防体操の実演を行っている。リハビリテーション養成校の学生もボランティアとして加わり、仲間と一緒に体を動かすことの楽しさを伝えながら、介護予防の啓発を行っている。
 2019年度、2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため実施していない。

写真の出典元:岡山県におけるリハビリテーション専門職による市町村支援報告書(2018年〜2020年)

【通所付添サポーター養成講習】
 岡山県が推進している通所付添サポート事業は、自力での外出が難しくなった高齢者が地域との関わり、交わりを途絶えさせないように、通所付添サポーターが2人一組で対象者の外出を支援する活動である。この講習は、通所付添サポート事業の目的や車を使った外出支援についての講義、車の乗降や階段・坂道などの介助を学ぶ実習、自分の運転傾向を知るための運転適性検査で構成されている。令和 2 10 月末時点であるが、13 市町村 318 名の方が受講をされ、通所付き添サポーター養成講習修了者として登録されている。
 通所付添サポーターが自信をもって活動できるようにするため、PTOTSTが講師となり、「出かけることの大切さ」や「上手なコミュニケーション」、「安全な付き添い」について、講義、実技指導を行っている。
 令和310月現在、県内10市町村で通所付き添サポート事業が実施され、サポーターが活躍している。
写真の出典元:岡山県におけるリハビリテーション専門職による市町村支援報告書(2018年〜2020年)