岡山県リハビリテーション専門職団体連絡会
会長
(一般社団法人 岡山県理学療法士会)
後期高齢者の増加が見込まれることに伴い、高齢者が要支援・要介護となることの予防や、要支援・要介護状態の軽減、若しくは悪化の防止が益々重要とな ることから、市町村において介護予防や多職種協働による地域ケア会議の取組みが進められるとともにリハビリテーション専門職の関わりが求められるようになりました。
こうした社会情勢の変化に対応すべく、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が、それぞれの専門性を活かし、連携して高齢者の心身機能の改善と環境調整、意欲へのはたらきかけをバランスよく行うことが大切です。
市町村で実施される事業を軸に地域社会に貢献するために合同組織を設立いたしました。
国家資格である「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」の総称です。
これらの資格者は、身体および精神に障害のある方、またはその恐れのある方に対して、すみやかに社会生活に復帰できること、住み慣れた地域で最後まで自分らしく暮らしていくための支援を行っております。
医療職として「医学的リハビリテーション」の認識が強い職種ですが、それに留まらずリハビリテーションに必要な「医学的」「教育的」「職業的」「社会的」な側面に対して、それぞれの職種の専門性を活かして複合的・包括的な関わりを行っており、活動の場も医療機関に限らず教育現場、行政機関、地域・在宅、医療機器メーカーなど一般企業まで様々な場面で活動しております。
これからの時代、病気や怪我を早く治して社会に復帰することもさることながら、病気や怪我をしないように予防に取り組むこと、年齢を重ねても自分のことを自分でできることが重要です。
「住み慣れた地域で最後まで暮らしていく」ための健康づくり、生活づくり、介護相談をはじめ、市町村が取り組む介護予防総合事業においてリハビリテーション専門職をぜひお役立て下さい。
団体名 | 岡山県リハビリテーション専門職団体連絡会 |
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代表者氏名 | (一社)岡山県理学療法士会 会長 國安 勝司 |
設立年月日 | 平成27年8月1日 |
所在地 | 岡山市北区岡町7-5-102 (一社)岡山県理学療法士会内 代表電話 086-368-2099 |
構成員 | (一社)岡山県理学療法士会 (一社)岡山県作業療法士会 (一社)岡山県言語聴覚士会 |
後期高齢者の増加が見込まれることに伴い、高齢者が要支援・要介護となることの予防や、要支援・要介護状態の軽減、若しくは悪化の防止が、益々重要 となることから、市町村において介護予防や多職種協働による地域ケア会議の取組が進められるとともに、リハビリテーション専門職の関わりが求められるようになった。
こうした社会情勢の変化に対応すべく、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が、それぞれの職能を有機的に発揮し、連携して、高齢者の心身機能の改善と環境調整、意欲へのはたらきかけをバランスよく行いながら、市町村の取組を支援するとともに、地域社会に貢献するため、合同組織を設立するものである。
生活機能の低下した高齢者に対しては、リハビリテーションの理念を踏まえて、「心身機能」「活動」「参加」のそれぞれの要素にバランスよく働きかけることが重要である。
このため、地域において理学療法士、作業療法士及び言語聴覚士が自立支援に資する取組を推進することを目的に、県及び市町村からの依頼に基づき県内の理学療法、作業療法、言語聴覚士団体が協力して、広域派遣調整を行い、また地域リハビリテーションを推進するための研修及び広報括動を行うことを目的とする。
当会は、その目的を達成するため、次の事業を行う
岡山県および市町村と連携し、各市町村における介護予防総合事業等の活動におけるリハビリテーション専門職の参加・活用を促進する取り組みを行う、リハビリテーション専門職各職能団体の運営する合同団体です。
地域包括ケアシステムの実現に向けて行政、地域において様々な取り組みがなされています。
これらの中でリハビリテーション専門職の知識・技術・知恵を活かしてより良い取り組みができることに寄与する活動を行っております。
介護予防事業、地域ケア会議への参加をはじめとして理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の専門性を活かした活動を通じて他職種との連携をもって社会に貢献していきたいと考えております。
当団体の活動をまとめた報告書「岡山県におけるリハビリテーション専門職による市町村支援報告書」について、
岡山県長寿社会課ホームページ(下記リンク先)よりダウンロードが可能となっております。
<2015年~2017年>・<2018年~2020>年の2種類がダウンロード可能です。
岡山県長寿社会課ホームページ
https://www.pref.okayama.jp/page/689356.html